プロソフトン クリアの効果と使い方
星景写真を見て「星座の形がはっきり分かる」と感じたら、それはソフトフィルターの仕事かもしれません。風景をにじませず星だけを程よく浮かせる『プロソフトン クリア』の使いどころを解説します。
ソフトフィルターは何をしてくれるか
星は本来ただの点で、撮って出しでは明るい星も暗い星も同じような点に写ります。 ソフトフィルターを付けると明るい星ほど大きく滲み、星の明るさの差=星座の形が浮かび上がります。 オリオン座や夏の大三角が「絵に描いたように」分かる星景写真の多くは、この効果です。
「クリア」と従来の(A)の違い
従来のプロソフトン(A)はソフト効果がしっかりある反面、地上の風景まで柔らかくにじみます。プロソフトン クリアはソフト効果が(A)の約半分。 風景のディテールを保ったまま、明るい星だけ控えめに滲ませる設計で、「風景はシャープ・星座は浮かす」が両立します。星景の最初の1枚にクリアが勧められるのはこのためです。 逆に星をしっかり大きく滲ませた表現が好みなら(A)など強めを選びます。
買う前に:フィルター径の確認
丸型のねじ込み式なので、レンズ前面の「⌀」表記(例 ⌀77mm)に合うサイズを選びます。 複数レンズで使い回すなら、一番大きい径に合わせて買い、小さいレンズにはステップアップリングで装着する方法もあります。
注意点がひとつ:SAMYANG 14mm F2.8のような前玉が出っ張った「出目金」レンズにはねじ込みフィルターが付けられません。 その場合は角型フィルターホルダーが必要です(詳しくはSAMYANG 14mmの記事参照)。
注意点がひとつ:SAMYANG 14mm F2.8のような前玉が出っ張った「出目金」レンズにはねじ込みフィルターが付けられません。 その場合は角型フィルターホルダーが必要です(詳しくはSAMYANG 14mmの記事参照)。
効果が活きる構図
ソフトフィルターは「形の分かる星座」が主役のときに活きます:
・冬:オリオン座・冬の大三角(明るい1等星が多く効果が出やすい)
・夏:夏の大三角・さそり座
・月や強い街明かりが画面内にあると、そちらも滲んで悪目立ちするので構図から外すのが基本です。 今の季節に何が見えるかは季節別ガイドへ。
・冬:オリオン座・冬の大三角(明るい1等星が多く効果が出やすい)
・夏:夏の大三角・さそり座
・月や強い街明かりが画面内にあると、そちらも滲んで悪目立ちするので構図から外すのが基本です。 今の季節に何が見えるかは季節別ガイドへ。
撮影時のポイント
・設定は通常の星景と同じでOK(設定完全ガイド)。フィルターの有無で露出を大きく変える必要はありません
・ピントはフィルター装着後に確認。滲みで星が太って見えるため、ライブビュー拡大で「滲みの中心が最小」になる位置に
・同じ構図で「あり/なし」を1枚ずつ撮っておくと、後で比較・選択できて失敗がない
・ピントはフィルター装着後に確認。滲みで星が太って見えるため、ライブビュー拡大で「滲みの中心が最小」になる位置に
・同じ構図で「あり/なし」を1枚ずつ撮っておくと、後で比較・選択できて失敗がない
※ 製品仕様はギア詳細ページ(メーカー公式出典)参照。効果の見え方はレンズ焦点距離・空の条件で変わります。

